求められるのは高い集中力

一流のプログラマーに求められるスキルの中で最も重要なものの一つに、集中力が挙げられます。
長時間一つのことに集中する力がないと、いくら頭がよくてもプログラミングの能力があってもいい結果を残すことができません。

プログラマーは、作業の手を止めようと思うといつでも自分の意思で止められるのです。
勤務時間ずっと椅子に座ってパソコンのモニタを見つめているだけでも、一日は終わります。

自分から集中力を高めて、作業に没頭できるようでないと、仕事を長く続けていくことは困難になるでしょう。
集中していない状態で書いたコードは、ミスが含まれている可能性も高いです。

せっかく仕事をしても、集中していなかったせいで後々面倒な修正作業を余儀なくされることもあります。
自分が困る分にはいいのですが、自分の集中力不足のせいでチームに迷惑をかけてしまうことも多くなります。

飽きずに一つのことに没頭し、時間の経過すら気にならないレベルの集中ができる人は、プログラマーとしてとても高い適正を持っていると評価できます。
ではどうすれば集中力を高められるのでしょうか。

そのヒントは、人間の脳にあります。
人間の脳は、自分が興味を持つことに対して高い集中力を発揮するように作られています。

ですから、集中力を高めるためにはその作業を好きになることが大事です。
自分が書いているコードでもいいですし、製品そのものでもいいでしょう。

興味と情熱を持って仕事に向き合うことができれば、自然と集中力は高まってきます。